次世代リリース

ReoGrid V5 の
新機能

完全仮想化アーキテクチャでコアから再設計 — メモリは劇的に軽く、大きなシートはより速く。WinForms では Direct2D による GPU 描画に、Avalonia でクロスプラットフォームに、サーバーサイドにも対応。1 ライセンスで V4 / V5 の両方をご利用いただけます。

約 16 B

セルあたり(V4 は約 150〜200 B)

3

プラットフォーム — WinForms・WPF・Avalonia

149

数式関数

0

外部依存(XLSX / PDF 入出力)

何が変わったか

V5 は漸進的なアップデートではありません。データモデル・描画・入出力を再設計しました。まず体感できる変化がこちらです。

⚡

01

完全仮想化コア

エンジンをゼロから再設計し、処理量はシート全体ではなく可視範囲に比例します。セルあたりのメモリは実測で約 16〜23 バイト(V4 は約 150〜200 バイト)。Excel 上限サイズ(1,048,576 × 16,384)のシートを常時スパース確保し、空白域のコストはゼロです。

🎮

02

Direct2D による GPU 描画(WinForms、5.2)

5.2 から、WinForms 版のコントロールを Direct2D で描画できます。セルは GPU で描き、文字は DirectWrite で組みます。スクロール時の全面再描画は GDI+ の 3.6 ms から 1.0 ms に縮まり、約 3.5 倍の速さです。Direct2D によるハードウェアアクセラレーションを備えた WinForms 向けスプレッドシートコンポーネントとして世界初です(2026 年 10 月時点、当社調べ)。格子線は GDI+ と同じピクセルに描かれます。WPF と Avalonia も、値が同じままのセルはほとんど時間をかけずに再描画するようになり、1 フレームあたり約 7 倍・最大 8 倍速くなりました。

ベンチマークと詳細
using unvell.ReoGrid.WinForms;

// プロパティ 1 つで切り替え(既定は GDI+)
grid.Renderer = GridRenderer.Direct2D;

// Direct2D を使えない環境では、GDI+ のまま描画を続ける
if (grid.ActiveRenderer != GridRenderer.Direct2D)
    Console.WriteLine("GDI+ で描画しています");
♾️

03

超大規模データの表示に対応

完全仮想化と内蔵のスマートな遅延ロード管理により、100万行規模のデータもストレスなく描画できます。V4 ではアプリケーション側で遅延ロードを管理する必要がありましたが、V5 では完全に自動化。快適なシート操作を提供しながら、開発工数も抑えられます。

スプレッドシートの表示範囲だけが実体化され、範囲外のセルは未確保のまま保持されるスパースストアの模式図。
🧭

04

新プラットフォーム: Avalonia

WinForms・WPF に加えて Avalonia に対応。Windows / macOS / Linux のクロスプラットフォーム .NET デスクトップアプリで ReoGrid が使えます。1 ライセンスで 3 プラットフォームすべてをカバーします。

🖥️

05

ヘッドレス・サーバーサイド対応

コアは UI 非依存です。コントロールもウィンドウも無しで、サーバーやバッチ処理でワークブックの生成・計算・変換ができます。Linux / macOS でも動作します。

using unvell.ReoGrid.Core;
using unvell.ReoGrid.IO.Excel;
using unvell.ReoGrid.IO.Pdf;

var workbook = XlsxReader.Read("input.xlsx");

var sheet = workbook[0];
sheet.SetNumber(1, 1, 500);
sheet.Recalculate();
📄

06

依存ゼロの PDF 直接出力

外部パッケージにも System.Drawing にも依存せず、1 行で PDF を出力。日本語フォント(IPAexGothic)を同梱しているため、フォントの無いサーバーでも日本語が出力できます。

using unvell.ReoGrid.IO.Pdf;

PdfExporter.Export(wb, "book.pdf");              // 全シート
PdfExporter.Export(ws, "sheet.pdf");             // 1 シートだけ

byte[] bytes = PdfExporter.ExportToBytes(wb);
🚀

07

ストリーミング XLSX と遅延ロード

XLSX の読み込みはストリーミングでスパースストアへ直接流し込み、メモリは実在するセル数に比例します。巨大ファイルはシート単位の遅延ロードで開けます。

using var virtualBook =
    XlsxReader.OpenVirtual("large.xlsx", SheetLoadMode.OnDemand);
📐

08

149 関数と依存関係ベースの再計算

数式エンジンは依存関係を追跡し、変更されたところだけを再計算します。クロスシート参照・名前定義にも対応。

🎨

09

Excel 書式コードと OOXML 完全準拠の条件付き書式

数値書式は Excel と同じ書式コード文字列で指定し、XLSX とロスレスに往復します。条件付き書式は OOXML 完全準拠 — アイコンセットの往復にも対応。

📈

10

スパークライン セル型

チェックボックス・ドロップダウン・プログレス・ボタン・ハイパーリンクに加え、スパークラインが組み込みセル型に新登場。すべて共有フライウェイト記述子で実装され、大きなシートでも軽量です。

🧰

11

メモ・入力規則・シート保護・検索/置換

セルのメモは本文と作成者を保ったまま XLSX と往復します。データの入力規則は Excel 互換のリスト・比較・独自数式に対応。シート保護は Excel と同じ 2 層モデル(セルは既定でロック、入力させたい範囲だけ解除してから保護)で、状態は範囲スコープの側テーブルに持つため列全体のロック解除もエントリ 1 件です。検索/置換は値・数式・メモを対象に、正規表現や範囲・ブック全体の指定にも対応します。

🎛️

12

交互行スタイル・文字の回転・印刷タイトル

交互行スタイル(しま模様)はシートに 1 つのオブジェクトを持つだけで描画時に解決するため、100 万行を縞にしてもコストは一定で、並べ替え・フィルタ・行挿入でも崩れません。文字の回転・縦書き・インデントは 4 つの描画サーフェスすべてが反映し、印刷ではページをまたぐ印刷タイトルの繰り返しと Excel 形式のヘッダー・フッターに対応します。

V4 と V5 を並べて見る

V5 は V4 API との後方互換性を持たず、V4 の一部の機能は V5 ではまだ対応していません。V4 は今後も継続して販売・サポートいたします。ライセンスはバージョン非依存で、ReoGrid One の 1 ライセンス・同じキーで両方をご利用いただけるので、性能・プラットフォーム・サーバー用途なら V5、V5 で未対応の機能が必要なプロジェクトなら V4 と、プロジェクトごとに選べます。

動作環境: V5 は .NET 10(SDK 10.0.301 以降)。WinForms / WPF は Windows、Avalonia は Windows / macOS / Linux。V4(.NET Framework 4.8 / .NET 8)はこれまでどおりです。

ReoGrid V5 を試す

全機能が使える 30 日間の無料トライアル、またはドキュメントからどうぞ。1 ライセンスで V4 / V5 の両方に対応 — 買い切りで、初年度のアップデート&サポートが含まれます。